自律神経失調症
夢現(夢うつつ)
自律神経失調症で苦しんだ10年前。医者に薬を貰うが全く効かず、3~4年間続いたのだが、あれほど辛いものは無かった。兎に角体が重く、自分の体が自分でコントロール出来ないというか、他人の体を借りた様な違和感。階段を上りたくても手すりを持たなきゃ上れない。立っているのもキツク、すぐに何処でもへたり込む。瞳孔は開っきぱなしで天気の良い日は眩しくて細目になる。睡眠時間は充分に取ってあるのに何時もアクビが出る。まるで夢の中でさ迷っている様な感じ。仕事が終わり車で帰途の途中信号待ちで止まると、いつの間にかそのまま眠っている。クラクションの音で目が覚め、前を見ると車が一台も無く、後ろには車が渋滞してると言う様な事は度々だった。
そんな感覚と言うか、その症状が久しぶりに出たこの一週間だった。でも今回は幸いにも終息にむかっている。自律神経失調症は人それぞれ色々と症状が違い、千差万別である。原因はストレスや更年期障害、癌等色々とあるみたいだが、何れにせよ倦怠感と言うか疲労感は仕事疲れ等の疲労感等問題では無い。それ程辛いものがあるのだ。兎に角力が出ない。早く歩きたくてもやっと一歩足が出るのが精いっぱいなのである。
自律神経の病から鬱病(うつびょう)になる人もいる。医師にとっては定義が出来ない程の難病らしい。
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